こちらのエビも前日ちょっと見せてもらったのですが、時間が短かったのでもう一度挑戦させてもらえることになりました。イソギンチャクの近くにいました。最初指さされたときは、「?」。小さくて、砂の塊に足が生えて歩いているみたいで、認識するのも難しかったです。
サガミツノメエビ
初めて見たエビなので、どんなエビなのか調べてみました。ググっていってもあんまりシンプルに書いている記事が見つからずどんどん学術的なページが見つかり、ちょっと読むのに苦労しましたが、この種が登録(?)されたときの文献が見つかりました。
1973年九州大学の藤野さんという人が書いたものです。フリソデエビ科に属する、トゲツメエビ/ヒロハエビ属には、1913年に登録されたトゲツメエビ種しかなかったのに対して、このときサガミツノメエビを発表したようです。昭和天皇が相模湾の甲殻類集を作ったときに、トゲツメエビ/ヒロハエビ属の2つ目の種として、このサガミツノメエビがあったと書いてあります。
専門家ではないので、ちゃんと読めているかはよく分かりませんが、このツリーを見ると、なるほどね~と思いました。分布としては日本だけではなくて東南アジアなどにもいるようですが、和名に「サガミ」がつくのはそういう意味なんですね。
ちょっと興味が湧いたのでトゲツメエビっていうのはどんなのかと調べてみたら、サガミツノメエビよりたくさん記事が出てきました!こちらの写真はAdobe stockから拝借したものですが、全然違うエビに見えますね。さっきの文献にも、サガミツノメエビは、胸脚の爪がシンプルで、明らかに違う種類だって書いてありました。だから、サガミツノメエビの英語名は、Simplex shrimpで学名もPhyllognathia simplex なんですね。どんな生き物なのか調べていくと、更に楽しくなってくるなと思う最近です。

サガミツノメエビの撮影
小さいんです。砂と同化しちゃうんです。ちょっと目を話すとどこに行ったかわからなくなります。
どっち向いているかもよくわからないですが、とりあえず撮ります。最初はこんな感じで横向きを一生懸命追いかけていました。見失わないように。
肉眼で見ているとほとんど砂の塊。写真を撮って拡大すると、こんなふうに黄色や青の模様があるんだなぁと思っていました。

途中で、あれ?なんかこっち向いてくれていない?と気付き、焦ってシャッター切ります。ハサミを両方揃えて、ポーズを取ってくれているみたいで、可愛い!だんだんテンション上がってきて、何度かシャッター切っていると、動き出します。
あれ?どこいった?暫く一生懸命探していましたが、全くわからず、断念。もう一回出会いたいエビです。


